お知らせ
水質基準項目マンガン及びその化合物基準値超過について(終報)
2025.08.07
令和7年3月5日にマンガン濃度が水質基準値を超過した際には、水道水に色が着くなど、給水区域の住民の皆様には大変ご迷惑とご心配をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。
翌日の3月6日には基準値をクリアし、それ以降の水質は良好であります。しかしながら、夏場の水需要が拡大する時期に送水量を増やすことで、再び色度(※1)上昇のおそれがあることから、これまで時間を掛けてモニタリングをしながら、様々な角度から検証し機能回復を図ってまいりました。その結果、各市町村の受水池に対し通常よりも多い水を送水した場合においても色度の上昇は見られないことから、本件については終息したものと判断いたしました。
当企業団といたしましては今後とも、原水(※2)の水質監視強化や的確な浄水処理に努め、安全で安定した水道水を供給してまいりますので、皆様のご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
(※1) 色(黄褐色)の程度を数値化したもので、水に含まれている有機物、鉄及びマンガンなどの金属が水に溶けた物を色度として表している。水質基準値は5度以下。
各市町村における送水時の色度 0.1~0.2度
(※2) 浅瀬石川ダムで取水した浄水処理前の水