津軽広域水道企業団

放射能水準の検査結果

水道水、原水および浄水汚泥の放射能水準について

水道水の放射能水準について

放射能水準については、平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の影響を確認するために、放射性物質を検査しているものです。

津軽事業部 総合浄水場における検査結果

津軽広域水道企業団津軽事業部総合浄水場では、平成23年3月25日から4月8日までは毎日、4月9日以降は週1回、浄水場より直接採取した水道水を県施設で検査しており、その結果は、放射性物質はいずれも不検出でした。
なお、平成23年12月23日以降、県において、文部科学省からの委託により検査が実施される青森市を除いて、当面、検査を休止することとなったことから、当企業団では独自に平成24年1月からは毎月2回水道水を、平成24年4月からは毎月1回原水と水道水を、平成25年4月からは毎月1回水道水を検査し、その結果を公表してきました。
平成27年度からは、それまでの放射性物質が検出されたことがないことから、検査頻度を減らし、水道水は3ヶ月に1回、浄水汚泥は年3回、平成29年度からは水道水、浄水汚泥とも年2回測定し、結果を公表してきました。また、検査項目は、半減期が短い放射性ヨウ素を除き、放射性セシウムのみとしました。
これまでの検査結果は、放射性物質はいずれも不検出でした。
平成23年3月25日からの検査結果は、下記をご覧ください。

放射性物質検査の終了について

これまでの検査結果が、いずれも不検出であることや、厚生労働省などで実施してきた検査結果を踏まえ、放射性物質検査については、令和元年度で終了します。
今後は、県が実施している「環境放射能水準調査」や「農林水産物の放射性物質調査」の結果を確認していくとともに、放射性物質が、再度、大量に放出される事態となった場合には、水道水の安全性確保のために、緊急の検査を実施することとします。

他地区における検査結果

  • 県では、平成23年3月25日から継続して検査を実施しているが、これまで水道水から人工放射能性核種は検出されていません。
  • 厚生労働省では、政府原子力災害現地対策本部における福島県内の検査結果、文部科学省、福島県近隣の10都県(宮城県・山形県・新潟県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県)の地方公共団体、水道事業者等における検査結果を取りまとめ、「水道水中の放射性物質に関する検査の結果」を公表しており、直近の検査結果においても、水道水から放射性物質は検出されていません。

【関連リンク】厚生労働省 水道水中の放射性物質の検査について